今年はじめて買った本

黒鉄ヒロシ『天変地異』という本を買いました.PHP研究所が昨年11月初旬に刊行したらしいのですが,本屋の(マンガではなく)日本史のコーナーに置かれていたので,気づかずにいて,たまたま目にしたので買い求めましたけど,なんといったらいいんでしょうか,評価しにくい作品です.はじめに,地球をつくった神様(?)が出てきて地球発生のことを語り,その後,卑弥呼や富士山や天正の大地震のことやら,さまざまなエピソードが描かれます.巻末の参考文献が示すとおり,史実にそくして記述されているようですが,いわゆる学習マンガではなく,著者のイマジネーションにもとづく奔放で多彩な表現がおもしろく,出色な作になっているといっていいかと,おもいます.