2015-05-01から1ヶ月間の記事一覧

又兵衛を語る

東京大学文学部一番大教室でおこなわれた「布施学術基金公開講演会 「画家岩佐又兵衛」」を聴いてきました.講師は辻惟雄東大名誉教授です.又兵衛という人の伝記的な紹介にはじまり,その作品を数多くのスライドで示しつつ,又兵衛の手法や特色や魅力を語ら…

美術館をハシゴ

国立新美術館の「ルーヴル美術館展 日常を描く―風俗画にみるヨーロッパ絵画の神髄」を見てきました.初来日のフェルメール「天文学者」をはじめ,ムリーリョの「蚤をとる少年」やマセイスの「両替商とその妻」など,美術書で紹介されてきた有名な作品が多か…

室内装飾であり美術であり歴史資料でもある

杉並区立中央図書館で「講座 「知の散歩道」 タピスリーの美を求めて フランス中世を中心に」を聴きました.講師は篠田勝英白百合女子大学教授です.タピスリー(英語ではタペストリー)とは,「「壁掛け」の意で「壁を隠し、部屋を飾る布」」だそうで,石の…

例によってよくわからない

panpanya『枕魚』(白泉社,2015年 5月)を読みました.panpanya氏の3冊目の単行本です.作者とおぼしい少女が,あちこちに出かけてはいろいろな体験をする顛末を描いていますが,その「場」は,現実の世界を具体的にあらわしているかとおもえば,まるであり…

田舎(?)の発展をたどる

3月なかば以降,アクシデントやトラブル続きでコンピュータに接することができない状況だったのが,なんとか旧に復したので,ブログを更新することにしました.といっても,ささやかな,どうでもいいようなことを書き綴るにすぎませんが. というわけで,今…