2016-10-01から1ヶ月間の記事一覧

庭をめぐる

薔薇が見ごろだという新聞やインターネット上の紹介に惹かされて,旧古河庭園にいってきました.薔薇の種類や量ならば,神代植物公園の数分の一にすぎませんけど,こちらはどっしりとした洋館をバックに薔薇をながめるという独自のおもむきがあります.ゴシ…

骨がいっぱい

切手の博物館で ≪骨・骨・骨≫ を見てきました.「ヒトラーの仮面を持つ骸骨」の切手が冒頭に置かれています.図案が過激すぎるので発行中止になったそうですが,政治的なプロパガンダが旺盛な珍品といえるでしょう.以下,「骨」をテーマとする切手がいろい…

遊園地あれこれ

石神井公園ふるさと文化館で ≪夢の黄金郷「遊園地」 〜思い出のメリーゴーランド〜≫ を見ました.浅草花屋敷と宝塚新温泉からはじめて,近・現代の遊園地をいくつか紹介し,後半では練馬区内の「兎月園」と「豊島園」とにかんする資料を数多く展示しています…

ちょっと変わった美術館

東京黎明アートルームで ≪花下遊楽図屏風と寛文美人図≫ を見ました.ここははじめてのところで,たまたまチラシを入手したのでいってみたんですが,ちょっと変わった美術館だ,というのが正直な感想です.タイトルに謳われている屏風と美人図のほか,肉筆浮…

お囃子とは

杉並区立郷土博物館で ≪祭りばやしのひびき 杉並の祭礼と郷土芸能≫ を見てきました.お祭りといえば,お囃子が付きものですが,「ああ,なんかやってるな」という程度の関心しかなく,その実情は今回はじめて知ったしだいです.杉並区内にはどれほどの神社が…

熟読の価値あり

『山岸凉子画集 光』(河出書房新社,2016年 9月)読了.山岸氏の「本格的な画集」はこれが初めてなのだそうです.『妖精王の帰還』(ブッキング,2007年 3月)や『太陽の地図帳 032』(平凡社,2016年 1月)など,画集にちかいものはありましたけど,初期か…