堀出し物?

東京国際ブックフェアにいってきました.電子出版にかんする展示が多いですね.この分野にこそ業界の未来があるとかんがえているのか,積極的なアッピールや講演をおこなうブースが多々ありました.が,因循なわたくしは紙を媒体とする出版物のほうに興味があるので,最新ではないものばかりを見つくろい,いつ読むのかもわからないような,不要不急な本を買ってしまいました.そのいくつかを,こんな買い物もしたのかという自省の意味もこめて,記録しておきます.
村松 暎『中国列女伝』(中公新書 166,中央公論社,昭和43年 6月)
埴谷雄高『欧州紀行』(中公新書 310,中央公論社,昭和47年12月)
潘 ※茲(土居淑子・訳)『敦煌の石窟芸術』(中公新書 589,中央公論社,昭和55年 9月)
※は「契」の字の「大」のかわりに「糸」を置いたもの.インターネット上では変換できませんでした.(なお,こにあげた中公新書は,倉庫からひっぱりだしてきた「売れのこり」なのでしょうか,200円均一でした).