LED電球は高すぎる

風呂場の電球が切れてしまったので,量販店のコジマにいってみました.LED電球のほうが電気料金もやすく寿命もながい,として,いろいろな製品を大量に並べて宣伝していましたけど,3,000円ちかい値段なんですね.そして従来の白熱球にくらべて,すこし大きいらしいのです.風呂場なので,アクリル製でしょうか,電球のまわりを覆うカバーがあり,その内におさまる大きさでないといけないのですが,はたしてどうなのか.カバーの寸法を測ってからあらためて出直すのも面倒とおもっていたところ,店員さんが従来の白熱球もある,といってくれたのでそちらを見たら,なんと2つで168円.さっそくこれを購入しました.「電気料金」や「寿命」を比較するさい,おなじ値段ならば単純計算できますけど,商品の「価格」が30数倍なのでは,「電気料金」や「寿命」といった<長所>をおいそれとは受けいれられないのではないでしょうか.LEDの長所ばかりを売りこんで,安価な(場合によっては効率的・経済的な)白熱球を駆逐しようとする業界の阿漕な体質が透けて見えるようです.