歴史的史料としての価値もあり

中野区立歴史民俗資料館の企画展 ≪おひなさま展≫ を見ました.「山崎家ひな人形」が平成27年度中野区指定有形文化財に指定されたそうで,「その一式137点」を展示しています.内裏雛六対を置く,というのがユニークですね.ほかにも,江古田村の名主であった山崎家では祝い事などに鯛ではなく鯉をもちいていたので,その道具である「鯉桶」を,自家の「文化」の象徴とかんがえたのでしょうか,漆塗りのミニチュア細工を雛壇かざりのひとつとして置いているとのことです.これまたユニークというほかありません.