ようやく読了

先月,発売日に買ってとちゅうまで読んでおきながら,他の本に目移りしてそのままになっていた『芸術新潮 2月号』の特集「永遠のフェルメール」をようやく読みおえました.「全作品掲載!」とうたってあるとおり,真贋の論争のあるものも含めて36作品を掲載しているほか,同時代の他の画家との「対決」や,海外の最新の研究成果や,フェルメール以後のオランダ風俗画についての論考など,バラエティーに富んだ内容です.日本で公開された作品もけっこうあり,ずいぶん知られるようになったフェルメールですが,まだまだ色々なアプローチの仕方があるものだと,おもわされました.森アーツセンターギャラリーの「フェルメールレンブラント」展には,(さぞかし混んでいるでしょうけど),やはりいかなくてはならないでしょうね.