最近おもしろく読んだ本

2週間もブログの更新を怠ってしまいました.ごく少量とはいえ本を読んだり,美術館にいったりもしていたのですけど,感動したところがある一方,不満足な点も多かったので,感想を記すのを控えていました.が,そうした両様の感覚をはじき飛ばすような本にいきあたったので,ここに書いておくことにします.森本梢子高台家の人々 5』(集英社,2016年 5月)です.リアルな現実の進行中に,主人公による<妄想>が入りこんで,なんともいえないおかしみを感じさせます.そういえば,とんでもない設定のもとにストーリーが展開するものとして,「アシガール」がありますね(第7巻が今年 4月刊).どちらも,続巻がたのしみです.