多士済々

杉並区立郷土博物館分館で「文士と画家たちの荻窪 どうしてこんなにたくさんいるの」を見てきました.荻窪駅を中心とする5平方キロほどの地域に居住したことのある文士と画家とを調べあげ,だれがどのあたりに住んでいたかを図示し,人物を紹介して,関連する資料類を展示しています.作品の一部を引用してパネル表示したり,著書や雑誌や画集などを置いたりもしています.井伏鱒二など長期にわたって住んだひともいれば,短期間だけの居住者もいたようですが,じつにおおくの文士・画家がいたことに,おどろかされます.現代美術にうといわたくしには,名前もしらない画家もおおかったのですが,へ〜こんなひともいたの,と知見をあらたにさせられることも多々あり,田河水泡長谷川町子もそういったひとりです.この企画展は来年2月19日までとのこと.またあらためて見にいきたいものです.