ガラス器あれこれ

一ヶ月あまり更新をおこたってしまいました.先月下旬の降雪以来,外出することも少なく,見逃してしまった美術展もいくつかあります.これではイカンと,今日は新宿歴史博物館にいって ≪色ガラス芸術のパイオニア 岩田藤七、久利≫ を見てきました.岩田藤七と久利は「日本のガラス芸術を切り拓いた親子」なのだそうですが,わたくしは名前さえ知りませんでした.ガラスといえば,流麗で繊細なベネチアン・グラスに興味があっていくつかの展示を見たことがありますけど,日本の色ガラスというものにはまったく不案内でした.透明なガラスにさまざまな色をほどこしたものもあれば,陶器じゃないの,といいたくなるくらい濃い色彩のものもあります.大きさや意匠も色々.花器や水差しやオブジェなどのガラス器を楽しむことができました.やはり行ってよかったです(この企画展は入場無料です).