石仏

カキコミが一日ずれてしまいましたけど,昨5日に京橋の繭山龍泉堂で六田知弘氏の写真展《雲岡 仏宇宙》を見ました.
大判のモノクロのプリントが,ざらざらとした岩の感触をつたえてくれます.すごいというほかありません.雲岡は中国三大石窟のひとつだそうで,20メートル以上の高さ(深さ?)の窟の内部に巨大な石仏を置いたり,岩肌に無数の浮彫りを描いたりしています.いったいどういうひとたちがこういうものをつくりだしたのでしょうか.信仰心のなせるわざなのか,そしてこれらをどのように見て(感じて)いたのか,想像することすらおぼつきません.ただ圧倒されるばかりです.