さいきん読んだ本

震災の後遺症でしょうか,読んだ本について書くことじたいがむなしくおもわれて,ブログの更新がとどこおっています.これじゃいけない,とおもうんですけど,以前のような気楽なカキコミができなくなっているのは,事実です.とりあえず,さいきんおもしろく読んだ本のタイトル(だけ)をあげておきます.どちらも,美術への手引き書であると同時に,特定の分野についての専門的な研究書といってもいい面を持っている点が,共通しています.
白倉敬彦新版 江戸の春画 江戸人の性愛を描く』(歴史新書 016,洋泉社,2011年 4月)
宮下規久朗『フェルメールの光とラ・トゥールの焔  ―「闇」の西洋絵画史』(小学館101ビジュアル新書,小学館,二〇一一年四月)