現実より少し早めに花見を その2

今日はたばこと塩の博物館の ≪館蔵浮世絵に見る さくら いろいろ≫ にいってきました.飛鳥山や墨堤といった江戸の桜の名所と,そこにあそぶひとびと,吉原の花魁たち,芝居に出てくる桜,その他の浮世絵に描かれた樹木や鉢植えなど,いろいろな桜を提示しています.さすがたばこと塩の博物館だけあって,桜をあしらった煙草入れや煙草盆,明治時代のたばこのパッケージもあります.解説の小冊子に「桜は、浮世絵の中で、主役にも脇役にもなる存在であったといえよう」とあるとおり,描き方はさまざまで,リアルな桜もあれば,デザイン化されたのもあります.たっぷりと「花見」をたのしむことができました.