ヘンな知識を得ることができました(笑)

流水りんこ『インド夫婦茶碗 20』(ぶんか社,2014年12月)読了.例によってのエッセイマンガですが,冒頭の「140杯目」はちょっと変わった内容で,玄関先で「ちいさいヤモリの赤ちゃん」をゲットしたことにはじまるあれこれを描いています.ヤモリの飼い方についてツイッターで呼びかけて情報を得,爬虫類の店にいってケースや餌を買いととのえるのですが,ヤモリの餌って,なんと(生きた)コオロギなんだそうです.「ヤモリは生きて動いているエサしか食べないから」と爬虫類屋さんがいっていますけど,こんなことはじめて知りました.さらに,「コオロギのSSサイズをヤモリのケースに入れる時って」「ベロキラプトルの檻にウサギを投げ込んでる気分です」とあって,この「ベロキラプトル」もわたくしは知らなかったので,インターネットで検索してみました.些細なことから,いろいろな知識を得ることができて,勉強になります.「142杯目」では(家族の一員となった?)ヤモリとコオロギとが成長したことを記し,同じく生物ネタで,パンジーにアブラムシがたかったのでその駆除に腐心していたところ,「アブラムシの大天敵 テントウムシの幼虫」が降臨して,アブラムシを食べる様を描いています.それにしても,流水氏の趣味って,かなりヘンなところがありますね(笑).