TONO氏の面目躍如

TONO『ウサギコットン100% 1』(白泉社,2016年 6月)読了.巻末に付された「カレンのファスナー」の宣伝ページに「とのちゃんたら/絵はカワイイのに/よくもまあ/こんな話を」とあります.この評は本書にもそっくり当てはまります.人物(の絵)は可愛いのに,ヘンな話が次々に起こって,なんだこれは,と,おもわされます.「ノブコ34歳」に登場したウサギのぬいぐるみが「ウサギコットン100%」の主役(?)となり,呪われた人形たちと共におかしな(ブキミなような,それでいてユーモラスなような)ストーリーを繰りひろげます.続きがたのしみです.